以前、’狭・小に負けない庭作りA’でお伝えしたお客様のお宅の、その後3年を過ぎ、4年目に入った姿を掲載することにしました。
コンサルティングからはじまり、必要なものは協力し、基本はご自分でここまで作り上げました。
御夫婦がそれぞれのアイディアで支え合っているのもうらやましいお庭です。
楽しみながらここまで手掛けた形を、ついお見せしたくて掲載しました。

庭作りから3年
植栽・施工

 早いもので、こちらのお庭のお世話になって満3年を経過しました。
楽しみながら庭を作っていくことをコンセプトに、少しづつ仕上げてここまできました。
 庭木に関しては、好みを聞きながらお客様と一緒に探して植えこみました。
全体のバランスは、アドバイスをさせていただきながら、お客様自身で作り上げております。
 時には、こちらで厳しくダメ出しをした植え方もありました。
そんな苦労を重ね、ここまでのお庭ができあがりました。
もちろんそれは誰にでもある苦労かもしれませんが、それを乗り越え、なかなかバランスの取れたいいお庭になりましたね。

庭作りとして3年は一つの節目です。
今まで植えてきた庭木や草花が一定の成長を見せ、充足感を感じるからです。
人によっては初期段階での植えすぎやバランスの悪さが気になりはじめるときでもあります。
しかしまだ始まったばかり。
こちらのお庭もそうですが、今後ずっと彼らと付き合っていくわけですから、これからの管理はさらにしっかり行っていかねばなりません。
次は5年、10年と節目が続きます。
どのお宅のお庭もすばらしいものであってほしいと願っております。

相嶋造園

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 植栽環境としては高低差がありすぎ、土の面積が少ないので、諸手を挙げて喜べる土地ではありませんが、植栽をするのに十分なスペースがあります。後は樹木の成長と人の動線も頭に入れて植栽をしていくことです。

基本となる植栽が完成しました。この後さらに手を加え、どんどんいいスペースを作り上げます。

 樹木は毎年こちらで手入れを頼まれているので、少しづつ場所に合わせて大きさを調整しています。
どうしても欲しい木が増えていってしまうもので、最初は無理して置いてしまいますが、今後5年、10年を見こして、増やしすぎも気をつける必要があります。しかし、どうしても欲しい樹木はあるでしょうし、配置換えしたい庭木も出てきます。
そういうときこそ、こちらでアドバイスをさせていただき、あまり無茶のないようにします。
 こちらのお客さまの植栽は、その意味において実に気を配ってここまで立派にしました。植木鉢を活用することも、省スペースでコンパクトな樹形で花を咲かせ、実を生らせる有効な手段です。

 植木鉢には、庭木だけではなく草花も植えられています。あまり無茶は勧められませんが、うまくスペースを考えています。

 歩けるように奥には飛び石と枕木を敷き、周りに砂利が敷かれています。そして、フェンスぎわは色々な宿根草が季節ごとに花を咲かせ楽しませてくれています。うまくそれぞれが住み分け出来るように管理してあげてくださいね。

 うって変わって、こちらは建物南西側のスペース。限定されたスペースを最大限に活かす方法を考え、植栽を進めます。いきなり完成させることより、自分でスペースを確認できる量で段階的に植えこむことが大切です。

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試したいことがいっぱいあって、楽しみながら庭作りをしているのがよくわかりますね。

 植栽や、石の扱いは最初に少しだけこちらで施工しましたが、後の材料選びや砂利敷き、レンガでの加工は全てお客様御夫婦で、自分たちの判断で行ったものです。
こちらも参考になるような、気のきいた扱いもあります。脱帽ものです。

 お風呂場の目隠しと、一番奥の決めとして、常緑樹の生け垣がほしいとの相談に作った、ベニバナトキワマンサクの生け垣。竹を編むように支柱を作りました。

 活き活きとした庭木たちの写真です。毎年手入れはこちらでしていますが、普段の管理はお客様自身。日ごろの頑張りがよくわかる樹木の元気良さです。