雑草取りは結構な労力を使います。
少しでもそれを楽にすることはできないか?そういう相談は多いです。
コンクリートで固めてしまえば草は生えませんが、それでは味気ないですよね。
そのために、繁殖力の強い植物を使って、グランドカバーをするのです。
これでまったく生えないとは言いませんが、かなり楽になるでしょう。
そのグランドカバーの一つで扱いやすい芝桜を用いて施工をしました。

芝桜でグランドカバーする
植栽・施工

 「大したスペースではないのですが、家の入口にあたる部分を何とか見栄え良くしたい。草取りも大変なので、何かいいアイデアはないか?」そういうご相談をいただきました。
できれば車を入れる際に、植物や添景物にぶつからないスペースも確保したいとのこと。
砂利や、敷き石などのアイデアもお客様が持っておりましたが、現場を見た瞬間、’芝桜でいこう’と思いました。

誰もが雑草には悩ませられます。我が家も頭を抱えています。
正直って、これは宿命みたいなものです。
まったく雑草の生えない、虫も飛んでこない庭は返っておかしいのであって、自然であれば必ず起こることです。
折角ある庭も、単なる苦痛の種としないように、楽しめる場所にしていきたいですね。
そのためには、無理なくできる量というものを自分なりに見極めること、今回のように楽をできる方法を見つけていくことが大切です。

相嶋造園

親サイトも情報満載!

 6m×1mほどの広さです。手前に駐車スペースを確保しているため、これしか残せなかったそうです。
 今では南天がほこってしまい、その7割のスペースを覆っています。しかも幹が太くてなかなか切れないとお嘆きの様子。

 左側のL字型に曲がったところにも、アジサイ、ユキヤナギが植えてあり、適当にしか切っていないそうで、こちらもボサボサになっております。その樹木に巻きつくようにつる草、間にはどくだみなども生えています。手っ取り早く防草のため砂利を敷いたそうですが完全に負けてしまいました(防草シート無し、砂利厚薄めのせい)。
 さらに今では南天の根もはびこり、スペース全体から出て来てしまっています。
 年を取ってからの草取りはつらいとのことで、低予算で見栄え良く草が生えづらい庭にしてほしいという御依頼をいただきました。
 少し困ったことに、南天の中から大きな桜の木らしき切り株が出てきました(上記右写真)。これはこのまま残して何とかすることにします。

 そこで用いることにしたのが芝さくら。
全体がコンクリートで舗装されている前庭の、ほんの少しだけ残してある土のスペースですから、ここまで石や砂利にしては無機質で味気ないものになります。
 ならば、後々緑の絨毯になってくれることを期待して、芝桜を用います。花もきれいですからね!
今回の作業内容は、
 南天を切り詰めて、手前側に広いスペースを作り、お隣の壁際だけに残るようにする。
アジサイ、ユキヤナギも花よりも、形を整え小さくする方向で手入れをしていく。
 一度砂利をどかして、草を取り、はびこったつる草の根と南天の根を抜く。
上記の作業をすることで、地面が多少へこむので、改めて土を足しそこに芝桜を植える。
芝桜と、南天との間を区切りメリハリをつけるため、桜の切り株を隠す目的も含めて石を並べる。
作業としては、一日で十分です。金額も5万円見ていただければいけます。
 「それならすぐにお願いします!」ありがたいことに、その場でオッケーをいただけました。
ただし一日で仕上げる以上、のんびり作業をしている余裕はないので、途中写真撮っている余裕は無し。
申し訳ないですが、今回もいきなり完成写真を掲載いたします。

 すっきりさせると、お隣のとのブロック塀もよく見えるようになりました。南天の高さ自体はあまり詰めていません。
やはり、ある程度の高さは庭に立体感を見せるために大切なものだからです。その代り、もともと生えていた量の4分の1くらいの量まで切り、全体を軽く見えるようにしています。

 直径20cmはある切り株が隠れていました。事前に調べておいてよかった。ここだけ石を高く強調させます。

 石に余裕があったので、ユキヤナギの周りも囲ってみました。
 芝桜は白と赤を使っています。積算に従い、1uに20ポットで植えてあります。ここでは全部で約100ポット使用。芝桜部分の砂利は、ふるいにかけて、周りの砂利に敷き足すことで、周りも草を生えづらくさせました。

 今回植えてある、南天、ユキヤナギ、アジサイともに旺盛に茂る樹木です。逆を返せば強い樹木で剪定しやすく、枝抜きしてさっぱりさせやすい。切り方さえ間違わなければ花を咲かせるのも容易です。これからは毎年剪定することで、よい樹形をキープできるようにします。

こちらは別のお宅の施工事例です。

 家の周囲全てに、草が生えづらくなるように芝桜を植えてほしい、という希望で施工しました。しかし、芝桜では蔭では持ちません。ここではふっき草やタマリュウも混ぜて施工しております。

 施工は3月。芝桜は、これから新芽を出します。2年でかなりいっぱいになることでしょう。

 除草して芝を刈り、芝桜約500ポット、タマリュウ2トレイ、ふっき草15ポット使用しました。

 もともと草花が好きなお客様のお宅でしたので、色々植えてある草花の間に芝桜等を植栽しました。
 カレーセージなる、本当にスパイスの香りのするハーブもありました。
挿し木で増えると教わりましたが、ちょっと増やすのはどうかな…。
 左写真は、表の花壇に植えるために買ってきたビオラの配置で悩んでいたので、アレンジしてあげたものです。
皆さんならどんな植栽にしますか?
 こういう個性の出るところも、ガーデニングの魅力です。