剪 定

男は度胸!アカシア伐採

今、仕事の中で多いのが、樹木の伐採作業です。
大きくなりすぎて手におえない、庭木にお金をかけられない、代替わりと共に庭を広く使いたい。
など、理由は様々であれ、悲しいかな庭木は邪魔ものになりつつあります。
今回も、作業しては伐採です。
上記の理由とはまた違ったことで、伐採を頼まれてしまいました。

相嶋造園

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まさかこんなに早く、しかもこんなに切ってもらえるとは思っていなかったよ。」
お客様も満足されています。
もちろん、自分だけではこうはいかなかったでしょう。
仕事ができるというのは、道具がそろっていて、段取りがしっかりしている、ということでもあります。
その裏打ちがあってこそ、度胸を出して高いところにも平気で上がれるのであって、ただの無謀とはわけが違います。こちらもおかげで普段とは違う段取りの勉強になってありがたかったです。
学ぶべきことの多さを考えると、奥が深い仕事であると、より実感します。
次は自分がトップを切って上がるつもりです!

 「実は、うちで持っている山林のはしの木がはみ出している、って苦情が来たと役所から連絡があって。枝を切ってもらうことできる?」と、普段お世話になっているお客様から相談されました。
そういう話って結構あるので、気軽に現場を見にお伺いしました。

 行ってみてびっくり!え?この大きいやつですか!15mはあるアカシアの木です。
 そこには消防署の方がお客様と一緒にいらっしゃいました。どうやら、役所に’隣の林のアカシアの木が大きくなって張り出して、そのまま倒れたらうちの物置をつぶしてしまう。切ってほしい。’というメールが来たらしく、その役割を消防署が受け、そこからお客様の方に連絡があったらしいのです。

 う~ん、これは大きい。自分のような素人ではなかなかうまく切るには難しいです。それは、道が狭くて車が入れないということもあります。
「消防署の30mはしご車貸してください。」とお願いしましたが、どうやっても入れない(それ以前に貸してくれません!)ので使えません。同じように、切った木を吊るためのクレーン車も入れないわけで、全て手作業で行わなければなりません。
 アカシアの木は、折れやすく(柔らかいわけではないのが難しいところ)、トゲがあり、枝の間隔が広くて登りにくい、さらにはツタが頭の先までからんで、登るのを邪魔する、切った枝を下すのも邪魔をする、頭を抱える状況です。
 これは助っ人アルバイトでは無理!慣れた連中に助っ人を頼むしかありません。
そこでお願いしたのは、別の仕事で共同作業をこなす石川造園さん。友人二人で始めた会社ですが、今や2人の若者を雇い、4人態勢で仕事を行うベテラン庭師軍団です。この仕事をする前は、鉄塔のりをしていた経歴があり、高いところが大得意!しかも自分と同い年で気心もしれている方々です。
 相談すると、「社長は別の仕事なんで、若いの2人使わせてもらって、3人で作業でもいい?手作業だと息があった者にサポート頼まないと危ないから。」と社長の相棒の方から連絡ありました。もちろん仕事は安全第一。逆にアカシアを丸々お願いすることに決定です。
 今は夏ですが、お互い時間を確保するのが難しい時なので、秋に作業をすることで話し、納得いただきました。

手ぶらで帰るわけにもいかないので、届くところまでの枝と、周辺の木の枝払いをしておきます。

 左右の写真で、少しだけすっきりしたのわかりますか?これでもうちで最大の8m近く伸びるはしごを使って、アカシアの下枝だけは切ったんです。どれだけ大きいかよくわかります。
伸びた枝だけで何mあるんだか。こりゃ確かに何かあったらまずいですね。

 アカシアの下だけ草刈り機で刈り、切った枝を林の中に置くようにします。
 上だけではなく、下草もきれいにすると、とってもやったように見えるのできれいにしていきたいと思っております。

 ハシゴをかけてとどく下枝は、1mくらいの幅を目安に全てはらいました。垂れ下がっている枝がなくなっただけで、道の幅も広がったように感じます。本来なら、ボサボサになっている下草のシノもきれいに刈る予定でしたが、機械が壊れてしまい断念。一緒に作業していたお客様に後日刈ってもらうことをお願いし、今の作業はここまで。

 11月、いよいよ伐採を行う日が来ました。木が大きいだけで、精鋭部隊ならそれほど時間のかかる作業ではありません。

 今日は文化の日。休みだったお子様を連れ立って現場入りです。すでに先に来ていた石川造園軍団が、段取りを済ませ、枝おろしにかかっています。30分違っただけで、ずいぶん終わらせちゃいましたね。さすが慣れている方々はやります。 
 二人が木に登り、そのうち一人が指示とサポート、一人が切っていきます。地上で一人がロープを引っ張り、ゆっくり切った枝を下していきます。三人の呼吸がよく合っているので可能な技です。
 樹木は下から見上げるより、実際には高いです。切る長さを考えないと、長く、重くなり、危険なのです。

 なるほど!枝のない幹を登るため、自分たちで幹に木切れを結び即席ハシゴを作っていくわけですね。みるみる木が低くなっていきます。

 後は幹だけになりました。クレーン車があれば、吊りながら切れるのですが、全て人力です。わかりますか?安全に倒すために、隣の高い樹木の上の方から、もう一本ロープが伸びています。これで倒す幹の方向をコントロールしようというもの。1本切るために。結構な段取りが必要となります。しかしさらに高い隣の木に登ったんだ、度胸あるな~。

ついに切り倒しました!

 これで仕事は終わりですが、どうせ1日仕事です。時間が余ったので、後からまた苦情を言われる前に、先に隣の広がっている幹も切り倒してしまいましょう。

 手前の大きいのがなくなると、奥の枝の張りが目立ちます。
いずれこれも迷惑をかけることになるでしょうから、道路から今回切ったアカシアの根元までの幅で、全てきれいにしてしまうことにしました。
引き続き石川造園さんにはお世話になります。
 彼らには、1日仕事としてアカシアの伐採をお願いしていました。だから1日かけてそれだけやってくれもよかったのです。ですが、手を抜かずいつもの早いペースで終わらせてくれたので可能なサービスです。こういうプロ意識大切なことです。

 石川造園さんたちが頑張っている間、自分が何をしていたかというと、写真撮影です。ではありません!
 さらにきれいにしたことをアピールするために、他のはみ出していた樹木や、シノ竹などを切っていたのです。こちらは一人でしたから、忙しかったのです。