そうやって切ってもらっている間に、上がり気味の先端を縄で下げ、枝先を優雅な流れになるように作ります。こういう作業ができるのも、お客様に他の枝が任せることで、時間の余裕が生まれたからですね。まだ迷いながらのようですが、仕上がりは均一になってきました。

 枝同士は独立しながらも、できるだけふんわりとした形に仕上げます。

 とは言え、高いところは届きませんし、思い切って切るのは一緒のときとなっているので、基本的には古い葉を取ってもらい、長い葉を切ってもらっております。

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相嶋造園

5回目の剪定をこれから行っていきましょう!

剪 定

 時間のある限り、他の樹木も手入れします。自分はキャラや奥にあるカイドウやサザンカなどを手入れします。
 その間、お客様はサツキの玉ものなどの刈り込みをしております。時期的に今が来年の花芽を持たせることのできる限界期でしょう。お客様のお使いになっているハサミは自分も使っている刈り込みハサミです。お父様の形見ですが、使いこなすには練習が必要です。

5年目の五葉松


 込み入っている枝を整理しますが、そう単純にはいきません。全体の形を崩さないようにしながら、伸びている枝や、向きの違う枝など切り易い枝から処分します。どの程度透かすかは剪定する人間次第ですが、自分はできるだけ透かす方がキレイだし、管理が楽になると思います。

 必要以上に引き下げましたが、見る位置が低い場所なので、真っ直ぐな位置から見るより下げています。それでちょうどよいくらいに見えます。

’お客様とするお庭の手入れ’でお世話になったお客様宅です。
もうあれから5年経ったんですね。
毎年一緒に剪定しながら、少しでもいい庭になるように考えてまいりました。
今年で5回目の剪定を行うことから、今一度現在の五葉松の様子を掲載することといたしました。

 一昨年より、頭の補正を始めております。もともと、ぺったんこ気味だった頭を、ふっくらさせながら幅も小さくしていきます。同時に行うのは実は大変な作業です。少しづつ縄で引き下げながら下面を平らになるように補正しきました。今回も大胆に切り込み、引き下げます。

 いきなり手慣れた手つきでハサミを入れ出すお客様。迷いながらも、思慮深く切っております。前はもっと大胆にハサミを入れていましたが、今の迷いはうまくなった証拠です。剪定は切ったときのイメージと、次年度の伸び方をイメージできるように練習します。

お客様と仕事をする作業は、自分にとっては普通のことです。
単純に、ゴミかたしを手伝ってくれる方もいらっしゃいますし、お話ししながらという方もいらっしゃいます。
スタイルはどうあれ、皆さん気を使ってくれたり、庭が好きなことがわかります。
そういう方々と仕事できることは、自分にとっても楽しいことですし、何より喜んでもらえることにやりがいも感じます。

こちらのお客様には、時間があるときに助っ人として仕事を手伝っていただくこともあります。
継続は力なり。
そして、覚えようとする意識が上達の力でもあります。
今後も、五葉松がよくなるのと同じように、お客様の腕も上達していくことでしょう。

目線の位置を、切る高さに合わせるなんてプロ顔負けです!丸く刈るのは実はかなり難しいことです。その中で、よくここまできれいに刈れるようになったと感心します。

どの枝も、毎年手直しが必要なことは変わりませんが、すこしづつでも良くしたい気持ちが、形に現れてきました。制限時間のある中でこなしていくプレッシャーもあります。その中で、一緒に剪定するお客様の上達に助けられています。
まだまだ通過点の5年目です。

 頭部の剪定だけ終わりました。見上げると、下げすぎた部分もきれいに見えます。中も透かしたので、下の枝よりすっきりしているのもわかります。これからは左右のバランスを保てるように剪定していきたいですね。

 普段、お客様がご自分でボサボサの部分を手入れしてくれているので、年一回でもそんなにひどい状態でもありません。

 毎年2回庭の手入れをいたします。樹木が多いので2回に分けて、時期に合わせて剪定しています。五葉松は、毎年6月に行っております。これは、最初に頼まれた時期に合わせてそのまま毎年剪定しております。