冬凛として
自宅の庭木

12月、1月、2月の我が家の顔を特集してみました。
何もないように感じる真冬ですが、この時期ならではの表情が伺えます。

親サイトも情報満載!

相嶋造園 二代目がゆく!

 紅葉の葉が散って間もなく、庭には霜が降りました。朝の空気に緊張感を感じます。全てが瞬間冷凍されたようです。

 今では暖冬のせいで、このような凍てつく景色を見る朝も少なくなりました。
 石の表面やサツキの葉に氷が浮いています。

 雪の朝。一晩で世界が一変してしまいました。全てを無垢な存在に変える白色、心もリセットされます。
 厳しい環境を耐え抜く樹木は、堅く丈夫に育ちます。人も同じですね。

 凍結して破裂しないように、少しだけ緩めてある蛇口から滴る水で、逆向きつららができます。

 霜柱も寒い日は靴が埋まるほどの厚みになります。

 落葉樹の美しさは、その枝ぶりにも現れます。すらっとしたスタイルには気品さえ感じませんか?(上はヤマボウシ)

ハウチワカエデ

シダレモミジ

ハナミズキ

ザクロ

ヤマツツジ

 我が家の庭に花が咲いていない時期など存在しません!
冬でも競い合うように咲いています。
(右はサザンカ、ロウバイ)

サザンカ’ヤマトフジ’

オウバイ

西洋ヒイラギナンテン’チャリティ’

アオキ

センリョウ

マンリョウ

クロガネモチ

かんきつ類

 冬、実のなる樹木も少なくありません。
赤い実が生えます。
また、ミカンやユズなどかんきつ類も実成りの季節。
ひと霜あたると甘さが増すそうです。
 実ものはどれも食べ物のない鳥たちの格好の餌になります。最後は好き嫌い関係なく、生っているものをつまんでいます。
 この時期は、特に黄色系の花や実を多く見ますね。何か因果関係あるのでしょうか?

 トップページでもおなじみソテツのわら囲い。まさに冬ならではの風景ですね。

 2月、寒さがピークを迎えるころ、椿の花々が続々と開きだします。
寒さが花を育てるように、庭先では色々な種類の椿が数か月にわたって咲いていくのです。

 藪椿の大株。我が家でも一番の大木です。昔からある素朴な花なのですが、これが一番好きです。
 散り落ちた花もなぜか美しく映ります。

 椿と並んで2月のお楽しみは、何といっても梅です。紅梅、しだれ梅が咲きだします。

我が家では紅梅を生産しているので、ピンク系の赤花が見事に咲き誇ります。

 畑に植えてあるしだれ梅。ある程度の高さから下りおりた枝に、これ以上ないほどの花が付いています。
淡いピンク色が愛らしい梅です。
通りがかる人がみな褒めていく木です。

 樹齢軽く100年以上の梅の木。約100年前からほとんど変わらない幹の太さだそうです。芯はすでに空洞で、皮だけで生きています。
 通り沿いの畑にあります。

 庭先の梅も咲きました。こちらも相当古い木を移植してきましたが、よくここまで持ち直しました。

 実はこれほど付きませんが、花は毎年満開です。梅は香りもいいです。

 梅の品種も多様です。我が家の樹木は半分売り物ですから、出入りがあり、別の木に変わることもしばしば。

 暖かさばかりが強調される2月ですが、こういう姿が本来の顔だと思います。寒さに忍ぶ姿があるからこそ、凛とした美しさもあるのです。

 冬の縁起もの松の木。
こちらは、雄々しい黒松。