天平の丘公園
いつも壬生のお客様宅に行く道沿いで、気になっていた天平(てんぴょう)の丘公園に、子どもたちと寄ってみました。
栃木県下野市国分寺にある公園です。住所を見ただけで、歴史を感じることのできる土地ですね。
公園の近くには、国分寺跡や琵琶塚古墳など、国定の史跡もあります。
下野国(しもつけのくに;大体今の栃木県)の時代には、ここに国府(県庁のようなもの)あったことも周りの発掘でわかりました。その遺跡群の中心にあるのがこちらの公園。
ずいぶん前に、奥様と遺跡巡りをして寄ったときにはは、こんな立派な公園なかったように思います。
広さは130,000u!色々な種類の桜も植えられていて、春の花祭りは地元のスポットのようです。
さすがにこの時期のせいか、誰もいません!広い林に我々だけというのは寂しいですね。広くて落ち着くと言っていいのか、悪いのか。
公園内には小川や小さな池がいくつもあります。子宝橋や修学の門など、縁起担ぎのアイテムも用意されています。言われは特にないのかな?それが知りたいところです。
一見何もない盛り上がった土地ですが、どうやら古墳のようです。
これは本物ですね。
紫式部の墓。なぜここに?と思い寄ったのが元々この場所を知ったきっかけです。まあ、真意は定かではありませんが、歴史ロマンということで。
こちらは万葉植物園。万葉集の歌に詠まれている植物を、その歌とともに紹介しています。冬に行くと、何もなく見えてしまうのが寂しいところ。
夜明け前と名付けられた、移築民家。中ではレンタサイクルもやっています。
関東では最大級の大釜。約3000人分の芋煮を作ることができ、毎年花祭りの時に使われているそうです。子ども2人煮るのは簡単そうだぞ。悪い子は煮ちゃうぞ〜。
これが全体ですね。
申し訳ないですが、正直、一つ一つはたいしたことありません。
一番だまされたのが、前方後円墳です!ナビにもその形が出てきて、ここにこんな大きな古墳が保存されているんだ!ってわくわくして見に行ったら、なんと「平成の丘」と書いてあります。早い話、土山だった!
最大の見どころがフェイクであったことから、ここは歴史的重要地点としての認識すればよいと、ちょっと冷めてしまいました。
なんの看板かと思ったら、まつりの時に走る坊っちゃん列車の停車駅でした。そういう時期にもう一度来て、周辺も取材したいですね。